齟齬

社会とマイノリティの「齟齬」を描く御厨鉄のブログです。

反出生主義

イデオロギーとしての家族

私たちは家族と生活することを選択しているのではない。それに閉じ込められているのだ。Susan Rosenthal 家族――それはもっとも成功したイデオロギーです。 もはや王や教会に屈服することはなくなった私たちです。 しかし家族のためなら自分を犠牲にする。 な…

現代の子どもはなぜ不幸か

私は子どもをつくる気がありません。 結婚する気もありませんし、恋人が欲しいとも思いません。 子どもが欲しくないです。子どもを作ることは、あまりにも金と時間がかかりますから。10歳くらいで自立してどこかへ行ってくれるならまだ考えますが、18年…

子どもが嫌いな理由

私は子どもが嫌いです。 公共の場所で子どもたちを見かけると身構えてしまうのは私だけでしょうか。 ひどい! ひとでなし! と言われるかもしれません。でも、考えてもみてください。彼らが私に良いことをする可能性はゼロですよ。ただでさえうるさくて目障…

後悔する母親たち――子育ての理想と現実

親でいることが大好きだという人は、嘘つきかヤク中だ“Anyone who says they loved being a parent, is a liar or on drugs.” 子どもを持つことと就職はよく似ています。 仕事も子育てもそれを始めるまでは、すばらしいことだ、やりがいがある、立派なことだ…

実はどこにもない「子どもをつくる理由」

子どもをつくることを当たり前――ほんとうでしょうか? 女の子は小さな頃から「良い結婚」を目標にして育ちます。男性も30歳くらいで結婚を焦ります。 その根底にあるのはなんでしょうか。子どもがほしいからでしょうか。それとも子どもがいないと、みっと…

アナーキストは反出生主義者である……?

反出生主義が最近の流行のようです。端的に言えば、「子どもを生むことは悪だ」という考え方です。 子どもが生まれたら祝福することは、私たちにとっては当たり前のことです。「おめでとう」「よくがんばったね」と褒めることはあっても、生まれたばかりの赤…

DINKsは合理的である

出産は非効率的である DINKsという新しい夫婦の形がブームである。 DINKsってどうなのか? という点を考察してみたい。 《子どもの遊戯》ピーデル・ブリューゲル 1560年 DINKsとは何か こどもをもたない倫理的妥当性 子どもの役割と経済性 子どもを産む…