齟齬

社会とマイノリティの「齟齬」を描く御厨鉄のブログです。

プロパガンダから身を守る方法

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  • 日本は北欧よりも安全な国
  • 日本は名誉白人国家
  • 四季は日本にしかない
  • 日本の警察は優秀

こんなことを信じている人は注意しましょう。

 

日本の新聞・テレビは終わっている

 

言うまでもないが、現在の日本の新聞・テレビは終わっている。

 

彼らは省庁や警察、財界といった権力者の手に持つ拡声器となっている。

権力者の伝えたいことを右から左に流すことが彼らの仕事である。

 

電波独占、記者クラブなどの放送利権。

マスコミを監視する装置の不在。

このような組織が腐らないはずがない。

 

しかし、彼らは自ずから腐ったのではない。

「腐らせた方が都合がいい」と考える権力者によってマスコミは腐ったのである。

 

記者や編集者を叩いても仕方がない。

反対に「なかには誠実で懸命な記者もいる」という意見も不毛だ。

 

私たちにできることは、プロパガンダから身を守ることだ。

 

なぜかといえば、情報はもっとも強力な武器になるからである。

現代の投票性の”民主主義”において、情報は軍隊よりも強い。

 軍隊は投票所に入り込めないが、情報は入り込めるからである。

プロパガンダとはなにか

プロパガンダという言葉は、プロパガンダによって現在の意味のプロパガンダとなった。

……何のことかわからないだろう。

里見脩の「姿なき敵―プロパガンダの研究」から引用する。

以下、

プロパガンダ」:ラテン語のpropagare プロテスタントに押され気味だったカトリックローマ法王ウルバン八世が、一六三三年に巻き返しのための布教活動を展開するために「伝導本部」(congregatio de propaganda Fide)という組織を創設したことに始まる。
……この「単語」が「悪しき行為」となったのは、アメリカが大事大戦の主敵であるナチスが展開した「プロパガンダ」と称する政治宣伝を、「虚偽に満ちた悪しき情報操作」と指弾して「虚偽」「情報操作」と意味付けし、その一方で、自ら行う政治宣伝を「公共広報(PR)public relation」と称して「真実の情報を伝える行為」と意味づけたためである。

プロパガンダというとナチスや日本ばかり指摘されるが、米英の「PR」も同じくらいひどい。

アメリカのPRはその後も同じ調子で、湾岸戦争の石油にまみれた鳥はウソ、「大量破壊兵器」はウソ。まあどこの国でも変わらないようである。

 

 

前置きが長くなったが、 プロパガンダの手法を紹介する。

プロパガンダの六技法

  • 被宣伝者の心のヒダを捉えよ
  • 議論を避け、感情に訴えよ
  • 宣伝の主体(宣伝者)の正体や宣伝の動機、狙いを隠せ
  • すぐに暴かれる虚偽を避けよ
  • 力を入れるな(ブーメラン効果)
  • 相手の宣伝は、反撃することで相殺できる。

ブーメラン効果:力を入れすぎると、被宣伝者には「強制」「強圧」に感じて、力を入れた分だけ却って反感を醸成すること

 

回避が最大の防御である

しかし、技法を知っていたところでテレビの前に何時間も座っていたら、 知らぬ間に洗脳されてしまうものである。

私がおすすめするのは、以下である。

  • テレビを観ない。
  • 新聞を読まない。
  • ニュースサイトを見ない。

「それでは世の中のことがわからないじゃないか!」と言うかもしれない。

しかし、試せばわかるが、知らなくてもどうとでもなるのが実際である。

 

 

上の生活を続けていてもノイズはやってくる。

「コミュニケーションの二段階の流れ」というラザースフェルドらの用語で、少し前の社会学で有名になった。

(〈2段階の流れ論〉は),マスコミはまずオピニオン・リーダーに受け止められ(第1段階),そこでろ過,変形,強調,反論付加などされてその周辺にいる集団メンバーに伝えられる(第2段階)ので,マスコミの影響力が直接に発揮されるというより,オピニオン・リーダーが対面集団face‐to‐face groupの中でもつ個人的影響personal influenceの方が大きい,とする理論である。(世界大百科事典「マス・コミュニケーション」)

 

ようは、マスコミが直接テレビ番組や新聞報道を通じて私たちに伝える情報ではなく、「ママ友」のリーダーが、「ねえねえ奥さんあの番組見なすった?」という伝達方法の方が影響力を持つということである。

 

情報は垂直的というよりも、水平的に広がる。

この方面も警戒が必要である。

私のおすすめとしては、「友人を持たず、仕事を辞めて隠遁する」なのだが……、

これが万人には可能ではないことは知っている。

少なくとも水平的影響には注意すべきだろう。特にネット掲示板まとめサイトなどは、この水平的効果が甚大なので注意すべし……。

 

北朝鮮のミサイルはプロパガンダか?

ここで終わってもいいのだが、前々から気になっていること。

北朝鮮のミサイルは日本が撃たせているのではないか。ネットで調べたら同様の意見があるようで。まあ都合よくミサイルが飛んだものだ。あのミサイルでもっとも得をしたのは極右だろう。

北朝鮮のミサイルが自民党プロパガンダだとすると、上記の六技法を忠実に守っていることがわかる。Jアラートで恐怖心を植えつけたり、絶対本土には撃ちこまなかったり(力を入れすぎない)。

 

ところで、日本と北朝鮮の国交断絶は絶対ウソである。

お薬の売買は盛んだから……。

 

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2011年押収された北朝鮮のドラッグ。ネットで拾ったのでどこの国が作ったデータかはわからない。北朝鮮のドラッグビジネスはほとんどが覚醒剤。あとはマリファナのようなTHC系。

 

じゃあ覚醒剤はどこに輸出しているのか。 

 

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お国柄が出ている。モンゴルが鎮静系なのには笑った

 

韓国、日本、 あとはフィリピンやタイなどの東南アジアが主な取引先であることがわかる。

しかしメインは取引先は韓国、日本だろう。日本は他の国よりも単価が高いし、暴力団という安全で盤石な流通経路があるから積極的に流れ込んでいると思われる。

 

で、力関係で言えば「警察>暴力団北朝鮮」なんだよね。警察は暴力団をいつでも捕まえられる。北朝鮮暴力団が「もうシャブは扱わない」となればおしまい。

だから、警察をつかってちょっと圧力かければ(あるいは岸信介のお孫さんが暴力団に圧力をかければ)、ミサイルを撃たせることは可能というわけだ。

まあミサイルのくだりは確証がないんだけど、「少なくとも盛んな裏貿易が行われている」ということは知っておいてもいいと思う。

 

いろんな情報を注意して見ることが必要だということです。

 

 

 

↑この表紙のポスターは、日本軍が米軍に向けて描いたもの。バタ臭さがとても上手。