齟齬

社会とマイノリティの「齟齬」を描く御厨鉄のブログです。

ロボットと変わらない日本の店員

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画像検索したらすごいの見つけた。午後ティーか……。

 

 

日本の小売店の店員は「ありがとう」と返さなければイライラする?

 

 

という質問に対して、ファンであるMartin Basinger氏がずばっと切ってくれた。

「Do Japanese people who work in retail get annoyed when they don't get a thank you back?」より。

 

日本人はそんなこと期待していない、日本の客は店員の目を見ることさえない。店員に客は非常に冷たいから、何か話しかけることもない。

男性の日本人は店員がお釣りを出すときにぶつくさ言うことがあるが、これは日本では普通のことで、階級意識があるからだ。お客様だったら何もしなくてもいい。

そしてほとんどの日本人(少なくとも男性)はその権力的な地位を濫用して、店員にだれがボスかをひけらかす。

 

店員の「いらっしゃい」や「ありがとうございます」という叫びは、単なる自動的な反復に過ぎないと考えるべきだ。なにも誠実さなどない。

もし近くで観察したら、店の棚から目をあげることもなしに、掃除しながら、店員がただたんにそれらの言葉を何度も何度も繰り返しているだけだということがわかるだろう。

このルーチンは無意識からきているもので、私は彼らが何をしているのかさえ認識していないのではないかと疑っている。

私の考えでは、彼らには深刻な施設病(訳者注:乳幼児期に、何らかの事情により長期に渡って親から離され施設に入所した場合にでてくる情緒的な障害や身体的な発育の遅れのこと)の徴候が見られる。

 

労働者をロボットに置き換えるという日本の考え方はそう遠くないだろう。日本の小売店の店員でさえロボットのように振るまうよう訓練され期待されているからだ。

私が日本にきて間もないころ、私は「ありがとう」と返事したり、他の挨拶に返事をしていたけど、他の客からおもしろく思われることが不愉快で、やめてしまった。「ユニークで優れた日本文化」に溶け込むようにしたよ。

 

――翻訳ここまで――――――――――――――――――――――

 

よく言ってくれた笑

 

日本の小売店の状況は、国際的に見るとかなり異常である。

それは諸外国から帰ってくると痛感する。

 

あ、店員に「ありがとう」と返してはいけないんだった! と日本モードに切り替えたことは

帰国者ならだれでもあるのではないか。

 

ひとによっては「親切で礼儀正しい」と思うかもしれないが、

私は帰国するたびに「店員」と「客」の距離の遠さにびっくりすることがある。

それは「血の通った交流」が不可能ということである。

店員はまさにロボットで、気軽に天気の話しなどはできない。

 

フランスなどは、店員に嫌われたら店が利用できない。

だから行きつけの店の店員には、お土産を持っていくことも普通である。

これはこれでどうなのかと思うが、客と店員が対等であることの現れだろう。

 

マーティンの言うように、客と店員の関係は階級的であり、

深い断絶があるように思われてならない。

 

 

ロボットがもっともうるさいのがブックオフ

ノイズキャンセリングヘッドフォンを持っていかなければならないほどである。

本屋なんだから静かにしろよ、と毎回思う……。