齟齬 ―おっさんと社会の

毎日更新しています。

じゃがいも農家とポテトチップスと金儲け

昨今の検索上位のアフィリエイトサイトを見ていて思ったこと。

最近のWEBサイトって、

ポテチ化しているな~と思った。


さくっと軽やか、

 

何枚でも食べたくなる。

 

中身は極めて薄い。

 

そして習慣性がある。

 

なにか疑問に思ったらすぐ調べたくなるし、

調べたら他のページも覗いてみたくなる。

 

つまり、クリック数が稼げる。

 

そんで、使いみちがない。
ポテチはポテチ。蒸かしたり料理したりができない。

 

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考えてみると、旧来のウェブサイトはジャガイモであった。

 

・ジャガイモは、ずっしりと重みがあって、食べごたえがある。
・ジャガイモは、調理しないとおいしくない。
・ジャガイモの生産には、手間暇がかかる。
・ジャガイモ農家は、儲からない。

 

しかしそこにカ○ビーのようなポテチ業者があらわれる。

 

・ポテチ業者は、加工や流用が得意だが生産はしない。
・ジャガイモを薄めて嗜好性を付与して売る。
・ポテチはすぐ、どこでも、簡単に食べられる。
・ポテチ業者はとても儲かる。(そう、カルビーは超一流企業である……。)

 

 

現状、ポテチばかりが量産されて、ジャガイモがほとんど埋もれてしまって困っている。

 

Google検索して10件中1件くらいしかまともなものがない。

Google検索は、明らかに数年前より使いづらくなった。 

 

こう言ってはなんだが、ゴミサイトだらけである。

 

というのも、じゃがいもを一からつくるよりも、

既存のじゃがいもを拝借して加工した方が

楽で儲かるからである。

 

 

検索の習慣性


ポテチの例でもいいのだが、

もう少し違う例を与えると、

 

最近のアフィリエイトサイトは
「タバコ的」であるとも言える。

 

タバコはなぜ依存性が高いのか。

ヘロインよりも高いと言われているが……。

 

タバコの場合、向精神作用が比較的小さいにもかかわらず、これほど依存性が高い(……)その理由は、タバコがニコチン配給の面で、いわばガリル・アサルト・ライフルだということ、つまり迅速に機能し、信頼性が高いということだ。注射でヘロインを摂取した人は一五秒ほどで強烈な多幸感を抱くが、それから何時間かは次の注射をしようとは思わない。ところがスモーカーはタバコ一本で一〇回ほど煙を吸うのが普通で、一日に何十本も吸う人が少なくない。煙をひと吸いするとやはり一五秒ほどでニコチンが快感回路に到達する。ヘロインの静脈注射とほぼ同じ時間だ。典型的なヘロイン依存症者は一日二回、強烈で迅速な多幸感を経験するが、一日に一箱吸うスモーカーは、迅速で弱い反応を一日二〇〇回経験するわけだ。(「快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか」デイヴィッド・J・リンデン)

 

つまり即座に頻回に摂取することによって依存性が形成される。

 

Google検索とは一種のニコチン中毒のようなもので、何か疑問に思ったり、躓いたときに「検索したくなる」ようにひとびとを作り変えた。

 

そこでGoogleは瞬時に答えをだす。ガリル・アサルトライフルのように。

 

Googleが表示するサイトは、瞬時になんらかの答えを出してくれるものが喜ばれるようになった。

 

そこでアフィリエイターは、一問一答的なクズページを量産した。画像も内容もよそから引っぱってきたものが大半だが……。

 

そして、利益をかすめとっていく。
えげつないビジネスである。